海の見えない街より愛をこめて

好きって絶望だよね

好きな児童書を紹介したい(2) (2020-05-01)

※noteにて過去に執筆した記事の移行です

 

時間を全く開けずに第2弾。

今回は「だれも欲しがらなかったテディベア」です。

第1弾の「クマと仙人」に書き忘れたのですがクマと仙人との出会いは古本屋の児童書の棚でした。
記憶が曖昧ですが確かこの本は別の本のカバーに紹介で載っていてそれで気になって購入したような気がします。

いきなり自分の話になりますが私はぬいぐるみが大好きで読んでいた本もぬいぐるみ関係のお話が多かった気がします、かわいいですよねぬいぐるみ。

主人公は目が少しゆがんでつけられてしまった不良品のテディベアが廃棄を逃れようと箱から飛び出して自分を大事にしてくれる人を探しに行くお話です。
作中でクマくんはぬいぐるみとは思えない大変な思いをしますがそれでも頑張ったのは本当にすごいと思えた。

児童書とは思えないような暗めの雰囲気ですが本当に良い話だしいろいろと学ばされるところもあるのでぜひ読んでもらいたいです。読み終わったあとは自分のぬいぐるみがもっと愛しく思えます。

気になった方はぜひ。読み応えもあります。
だれも欲しがらなかったテディベア https://www.amazon.co.jp/dp/4062066580/ref=cm_sw_r_tw_apa_i_w8XQEb0AMMK13